2021年1月から始めた、楽天ポイントで新興国株式投資信託「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」を積み立てる企画の経過を紹介します。
この企画のルールは次の通りです。
- 月初めに楽天ポイントをすべて使って三菱UFJ新興国株式投資信託「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」を購入する
- ただし、企画開始時の保有ポイント(30,000ポイント弱)を使い切るまでは、積立上限は5,000ポイントとする(時間分散によるリスク低減)
なお、なぜ「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」なのかはこちらをご確認ください。
運用成績
2021年3月31日時点の運用成績は次の通りです。
元本を増やしているにもかかわらず評価益は横ばいです。
2020年9月からの株価チャートを以下に示します。
チャートはTradingViewを使っていますが、「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」が参照するMSCIエマージング・マーケット・インデックスがないので、同インデックスに連動する円建ETF(ローソク足)とドル建ETF(オレンジ線)、先進国と新興国各国のインデックスを比較してみます。
2月中旬からの大幅な下落は3月25日を底に急反発しています。
このまま上がってくれるでしょうか。
こうして比較してみると、中国(上海総合指数)がそもそも他の指数に比べて伸びがイマイチで、3月下旬の反発も弱く、足を引っ張っている印象を受けます。これは中国はいち早くコロナ禍から脱し、株価も他の国より早く回復したためです。
また、新興国株式の円建てETFとドル建てETFで3月末で差が広がっています。
これはドル高の影響でしょう。
昨年末には、アメリカのコロナに対する財政、金融政策のためドル安が進むだろうと言われていましたが、今はワクチン接種が他国より進んでおり、経済再開の期待が他国に比べて早いだろうとして円高が進んでいるそうです。
何がどう動くか分からないものです。
4月1日時点の保有ポイントは次の通りです。
まだ開始時の保有ポイントを使い切っていないので、今月も最大の5,000ポイント分を購入します。
なお、楽天ポイントを使って投資信託を購入すると、SPU(スーパーポイントアップ)で注文した月の獲得楽天ポイントが+1倍されるのですが、前回は2月28日に注文したため3月分のSPUで+1倍されていませんでした。SPUアップのために3月に別の投資信託で500ポイントを使ってしまっています。
おわりに
アメリカのS&P500種指数は4月1日に初の4000台、NYダウも最高値更新のニュースをよく見るようになりました。ニュースでは目にしませんでしたが、台湾加権指数も4月1日に過去最高値を更新していたりします。一方新興国投資信託/ETFで大きな比重を占める中国指数の動きが気になります。
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